ギャラリー&ノート|2024ポルトガルGPのパドックとホスピタリティ
現地の雰囲気をお楽しみください。
2024年シーズン第2戦ポルトガルGPは、アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベで開催されました。
今回は、主にホスピタリティを中心に、ポルトガルGPのパドックを紹介します。
実際のところ、地続きのヨーロッパ各国で開催されるグランプリ(イギリスを含む)のパドックの様子は、大きくは変わりません。トレーラーやトラックで機材の輸送、移動となるためです。もちろん、観客の気風などは違いますが、チームやサプライヤーのホスピタリティ、トレーラー、トラックは同じなんですね。
とはいえ、日本GPとは全く違うパドックには、わたしもかなり圧倒されました。今でも、「よくこんな大きなホスピタリティが移動するものだなあ……」とか、「よくこんなに大きなトレーラーが、ラウンドアバウトをくるりと回るものだなあ」と、感心します。
ホスピタリティは、ライダー、チームスタッフ、チーム関係者が食事をしたり、ミーティングをしたり、チームがゲストをもてなすのに使われます。また、わたしたちがライダーやチーム関係者にインタビューを申し込んだとき、インタビューの場所にホスピタリティが指定されることもあります。
©Eri Ito
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以前は、ホスピタリティで囲み取材も行われていました。囲み取材というのは、木曜日から日曜日の各日、ジャーナリストに向けて用意されたライダーへの合同取材の機会です。
例えば、2023年シーズンはまだホンダがホスピタリティで囲み取材を行っていたので、バレンシアGP後、マルク・マルケスのホンダ最後のレースのあとの囲み取材は、ホンダのホスピタリティの2階に設置された囲み取材エリアでした。囲み取材といっても、スペイン人をはじめとするたくさんのジャーナリスト、フォトグラファーがいましたから、マルケスの前にはデスクとマイクが置かれ、その前に椅子が並べられていました。
2024年シーズンは、全ライダーの囲み取材がメディア関係者が仕事をするメディアセンターで行われるようになったので、わたしなどがホスピタリティを訪れるのは、個別インタビューのときくらいになりました。
これは2023年バレンシアGP後、マルク・マルケスの囲み取材©Eri Ito
2024年シーズンは第2戦ポルトガルGPのあとが第3戦アメリカズGPだったので、このホスピタリティ群は第4戦のスペインGPで、再びサーキットに登場、となるわけです。
こちらは2024年に小椋藍、山中琉聖が所属したMoto2、Moto3チームであるMTヘルメット – MSIのホスピタリティ©Eri Ito
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ホンダのホスピタリティの食事をちら見せ。これはバルセロナ公式テストのときのもの©Eri Ito
同じくバルセロナ公式テストのときにお邪魔した、ホンダのホスピタリティの様子。テーブルの配置などはそのときによって変わる©Eri Ito
1コーナー側から見たパドック。右手がピット、左手にはホスピタリティやサプライヤーのトレーラーが並ぶ©Eri Ito
最終コーナー側から見たパドック©Eri Ito
アウトドローモ・インターナショナル・アルガルベのサーキットのエントランスです。このトンネルをくぐった先の左手がパドックになっています。トンネルの上は、最終コーナーから続く、メインストレートです。
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こちらは、正面がグランドスタンドに入るエントランスになっています。手前の広場にはグッズショップやフードスタンドが並びます。写真を撮った日はまだ金曜日だったので、お客さんもまばらでした。
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サーキットは丘陵に囲まれています。というわけで、山道を走ってサーキットにたどり着きます。昼間の風景は、個人的に好きです。夜になると真っ暗なので、そろそろと走ることになるんですけどね。
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そういえば、サーキットに馬が来ていました。いわゆる騎馬警官でしょうか。
イギリスやスペインでも街中、つまり一般道路を馬で巡回する警察官を何度か見かけたことがあります。初めて見たときは驚いて、二度見してしまったくらいです。それにしても、馬の立ち姿は本当に格好いいですよねえ……。
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こちらは番外編の写真。ポルティマオのショッピングモール内のMEO(通信サービス会社)で、地元の雄、ミゲール・オリベイラが広告に起用されていました。ポルティマオの街中にはポルトガルGPのポスターも貼られていたのですが、ことごとくクルマで通過する場所だったので、撮れずじまいでした。残念!
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ポルトガルGPのパドックとホスピタリティ紹介でした。
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