【NEWS】本人コメントあり:マルク・マルケス、決勝レースでの転倒で右鎖骨を負傷|MotoGP第18戦インドネシアGP
MotoGP第18戦インドネシアGP決勝レースで、マルク・マルケスとマルコ・ベツェッキが接触、二人が転倒を喫した。10月5日19時時点での情報をお伝えする。
転倒が発生したのは、決勝レースの1周目だ。高速の右コーナーである7コーナーの進入で、マルコ・ベツェッキのフロントタイヤが6番手を走っていたマルク・マルケスのリアに接触した。
この接触により、転倒したマルケス自身がそのまま滑っていき、激しくグラベルに突っ込んだ。ベツェッキは転倒せずにグラベルまで突っ込んだあと、転倒している。転倒後、マルケスとベツェッキは、メディカルセンターに向かった、と伝えられた。
レース後のドゥカティ・レノボ・チームからの情報によると、マルク・マルケスは右鎖骨を負傷したということだ。
「本日のマンダリカでの転倒の結果、マルク・マルケスは右鎖骨を痛めました。マルケスは、さらなる精密検査および治療方針を決定するため、本日(10月5日)夜にスペインのマドリードへ向かいます」
また、マルケス本人の音声コメントも届いたので、これもあわせてお伝えする。
「チャンピオンシップを祝うにはあまりいい形じゃなかったね。マンダリカGPはちょっと難しい週末になってしまったけれど、今日は少しずつよくなってきていたんだ。特に(朝の)ウオームアップでは大きく前進できたしね」
「右鎖骨を少し痛めてしまって、正直すごく残念だよ。でもこれはレース中の出来事だ。レース後、マルコ(・ベツェッキ)が僕のところに来て『ごめん』って言ってくれた。こういのは時々あること。僕がやってしまうこともあるし、他の誰かがやることもある。でも、誰もわざとやっているわけじゃない。マルコは自分のミスを受け入れたし、僕もそれを受け入れているよ」
「今はできるだけ早くマドリードに戻って、ドクターたちと正確にどんな怪我なのかを確認しようと思う。そして、回復の範囲内の中で、できるだけ早く戻ってきたいと思っているよ」
また、アプリリア・レーシングからの情報によると、ベツェッキは「マルコはより詳細な検査を受けるためマタラム病院へ搬送されます」ということだったが、その後、「診察の結果、マルコ・ベツェッキに骨折は見られませんでした」と伝えられた。
(トップ画像©MotoGP.com)
すでに登録済みの方は こちら