ギャラリー&ノート|2024フランスGPのサーキット&激走バニャイア

ギャラリー&ノートは、わたし伊藤が現地で撮影した写真をメインにした記事です。
現地の雰囲気をお楽しみください。
伊藤英里_Eri Ito 2025.01.16
誰でも

ル・マン-ブガッティ・サーキットで開催された、2024年シーズン第5戦フランスGPのパドックの様子をお届けします。

フランスGPは、わたしが2023年に初めて現地取材をしたあと「もう一度、来なければ」と思ったグランプリです。

お客さんの熱気が、本当にすごいんですよ。

前回、スペインGPの「ギャラリー&ノート|2024スペインGPのパドックとモニュメント」でも書きましたが、スペインGPも熱気がすごいです。ただ、フランスGPの熱は、種類が違っているんですよね。

また、フランスGPのほうが、自国のライダーであるファビオ・クアルタラロとヨハン・ザルコに送る声援に強烈な熱が込められている気がします。ちなみに、2024年シーズンのフランスGPはシーズンで最も観客を集め、その数29万7,471人でした。参考までに、2024年の日本GPは8万131人でした。

というわけで、パドックを出ると、とんでもない人の波に出くわします。

まだ木曜日なのに、ピットウオークはこんなにぎゅうぎゅうです。この写真は木曜日なんですよ、すごいでしょ。5月9日の木曜日は「昇天祭」というフランスの祝祭日だったそうなので、その影響もあったのかもしれないですね。

©Eri Ito

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フランス国旗があちこちで揺れています。もちろん、観客席は満席です。

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ピットレーンを歩いていると、ビバンダムくんに会いました。ポツンと立っていて、なんだか哀愁が漂っています。

ピットが入る建物やタワーにも、ビバンダムくんがいます。

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ル・マンのパドックです。トレーラーのある側が、ピットになっています。ル・マンのパドックは、ホスピタリティエリアに行くのに遠回りをしなければならなかったりして、移動が大変です。どこに行くにも、とっても歩きます。

そして、もちろんクアルタラロとザルコのTシャツを着ていたり、キャップをかぶっていたりする人がとっても多いです。

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歩いていると、ホルヘ・マルティンとペドロ・アコスタがサインや写真撮影に応じているシーンに遭遇しましたよ。

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パドックを出て、フードスタンドや物販が並ぶエリアです。これ、金曜日なんですよ。すごい人混みで、前に進むのも一苦労でした。日曜日は時間に余裕がないのでこのエリアに行けませんが、さぞかしものすごい人混みなのでしょうね……。

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ル・マンではビールを片手にぶらぶら歩く人がとても多いです。むしろ、ビールを持っていない人を探すほうが難しいくらいです。そのくらいビールを飲んでいます。「フランス=ワイン」という、典型的な固定観念を持っていたわたしは、2023年に初めてル・マンに来たとき、「フランス人ってビールを飲むんだなあ」と、ポンコツな感想を抱きました。

ちなみに、カップはプラスチック製で、使い捨てではありません。

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ル・マンといえば、クルマの耐久レース、FIA世界耐久選手権(WEC)も有名ですね。ル・マン24時間は、世界三大レースと言われるレースですから(あとの二つはF1モナコGP、インディ500)。ル・マン24時間レースのロゴが、ごみ箱やエントランスに見られます。

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1923年に始まったサーキットはとっても歴史が深いです。昔の写真が大きく飾られていたり、エントランスに通じるトンネルにもイラストが描かれていました。

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パドックやサーキットの写真ではないのですが、ちょうど予選のQ2を9、10コーナーあたりのコースサイドで見ていたとき、バニャイアがクラッシュしました。そのときの写真です。

転倒したバイクから出火したらしく、バニャイアはマーシャルに訴えたあと、自分で走って消火器を取りに行き、自分で消火していました。

Q2といえば、ポールポジションが決まる重要なセッションで、もちろん、ライダーは全力で攻めています。そこで転倒して、すぐに立ち上がって、今度は自分の足で走って、さらに消火までしてしまうのですから、ライダーの冷静さやタフさはすごいなあと、あらためて思ったシーンです。

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おまけ。

しがないフリーランスの、フランスGP週末のある日の夕ごはん。インスタントラーメン「出前一丁」と、鍋で炊いた白米(ゆかりのふりかけ付き)でした。「出前一丁」は、ヨーロッパのスーパーマーケットで見かける頻度が高い日本のインスタントラーメンです。白米は、たいていのスーパーマーケットで売られているSUSHI RICEです。これに加えて、レタスなどの野菜を食べます。

ヨーロッパでも、意外と自分で「日本食っぽいもの」を作れるんですよ。できるだけ食べなれたごはんを食べることが、忙しい週末を乗り切る個人的ポイントです。

©Eri Ito

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フランスGPのギャラリー&ノートでした。

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